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Dynamics 365のサイトマップデザイナーの利用


今回はDynamics 365のサイトマップデザイナーというツールの使い方を確認します。

サイトマップデザイナーでの操作範囲

Dynamics 365のサイトマップデザイナーで操作できる要素は以下の通りです。
エリアの中にグループがあり、さらにグループの中にサブエリアがある構成です。
サイトマップ名称

例えば「営業」エリアを「マーケティング」エリアの右側に移動したり、「営業」のグループに「予定」エンティティを追加したり、新たなエリア「在庫管理」を作成することが可能です。
■変更前
サイトマップ変更前

■変更後
サイトマップ変更後

サイトマップデザイナーの使い方

サイトマップデザイナーの表示

サイトマップデザイナーを表示するには、Dynamics 365ログイン後に「設定」>「カスタマイズ」の順にクリックします。
設定からカスタマイズを開く

カスタマイズの画面から「システムのカスタマイズ」をクリックします。ソリューションが開きます。
システムのカスタマイズをクリック

「クライアント拡張」をクリックして一覧から「サイトマップ」をダブルクリックします。
クライアント拡張のサイトマップを選択

サイトマップデザイナーが表示されます。
サイトマップデザイナー

エリアの追加

「コンポーネント」から「エリア」をドラックします。
エリアを追加
※新しくエリアやグループを作った場合、1つ以上のサブエリア要素がないと画面には表示されません

エリアの名前付け

追加したエリアをポイントして編集アイコンをクリックするか、プロパティの「タイトル」を入力して、エリアに名前を付けます。
エリアに名前を付ける

グループの追加

エリアを選択した状態で「コンポーネント」から「グループ」をドラックします。名前の付け方はエリアと同様です。
グループの追加
※新しくエリアやグループを作った場合、1つ以上のサブエリア要素がないと画面には表示されません

サブエリアの追加

グループを選択した状態で「コンポーネント」から「サブエリア」をドラックします。
サブエリアの追加

エンティティの表示

ドラックしたサブエリアを選択した状態で、プロパティの「エンティティ」から選択します。プルダウンからエンティティを選択することもできますが、入力欄にエンティティ名を入力すると候補が表示されます。
エンティティの選択
その他にサブエリアに表示できる種類は、ダッシュボード・Webリソース、URLとなります。

【追記】権限

例えばエンティティAについて、サイトマップでは特定のユーザーにのみ表示させたい。という場面に遭遇したとします。通常であればAの読み取り権限があればサイトマップには表示されてしまいます。これにエンティティBの読み取り権限を持つものにのみサイトマップに表示する。という追加の条件を付けることができます。

「詳細設定」の「特権」でエンティティBを選択し、右側の+アイコンをクリックします。「対象エンティティ」が追加されますので、「読み取り」にチェックを入れます。
Dynamics_サイトマップデザイナー
以上の設定の場合、エンティティAの読み取り権限をもっていても、更にBの読み取り権限をもっていなければサイトマップには表示されません。数年前まではサイトマップをエクスポートしてxmlファイルに直接
Privilege Entity="エンティティB" Privilege="Read"
と書いていたあれですね、懐かしい。

各種ボタン

グループを別のエリアにも同じように配置したい(コピー+貼り付け)、エリアごと消したい(削除)など、必要に応じて利用します。
メニュー

要素の移動

エリア、グループ、サブエリアはドラック&ドロップで場所の移動が簡単に行えます。
グループとサブエリアの場合はエリアの移動も可能です。

公開

エンティティのカスタマイズ同様、サイトマップも公開作業が必要となります。
公開するには画面右側の「保存」>「公開」の順にクリックします。
保存して公開する
公開の完了後、編集が反映されていることを確認します。

まとめ

Dynamics 365のサイトマップデザイナーについて確認しました。昔はサイトマップといえば、エクスポートしてXMLを変更していましたから、その当時に比べるとこのサイトマップデザイナーを利用することで大分楽に変更できるようになりました。サイトマップデザイナーの使い方が分かると、アプリデザイナーの操作もしやすくなりますので合わせて確認いただければと思います。

今回は以上です。ありがとうございました。

※画面や設定方法はバージョン9.0のものです
※ご利用は自己責任でお願いいたします