韓国語会話GPTをアップデート:文法ノートを画像で復習する

韓国語会話GPTをアップデート:文法ノートを画像で復習する

小山

こんにちは!
今回のブログは小山が担当します。

前回の記事では、韓国語学習をテーマにしたカジュアルな韓国語会話パートナーGPTを紹介しました。
ユーザーが韓国語で挨拶すると自然に返してくれ、学習レベルに合わせて文法や語彙を調整してくれる会話型のAI講師です。

今回はそのGPTをさらに進化させ、レッスン中に先生が書いた文法ノートを“画像で復習できる”機能を追加しました。

レッスンノートをそのままGPTに渡す

私は毎週、韓国語のレッスンを受けています。
授業の中で先生がホワイトボードに文法を書いてくれることがあり、それを写真に撮って残しておくことがよくあります。

ただ、後で見返したときに「この文法、どんな場面で使うんだっけ?」と迷うこともありました。
そこで思いついたのが、そのノート写真をそのままGPTに送って復習できないかというアイデアです。

実際に試してみると、GPTが画像の中から文法を読み取り、会話の中で自然に使ってくれるようになりました。

どんな仕組みなのか

GPTは、送られた画像をその場で解析して文字を読み取る(OCR)ことができます。
この機能を活用して、「画像内の文法」を抽出し、その文法を使った会話を行うように設定しました。

プロンプト内では次のようなルールを追加しています。
ユーザーが画像を送った場合:
– 画像内の韓国語文法や例文を読み取る
– その文法を今日の会話で自然に使う
– 必要なら簡単な説明や日本語の補足を加える

実際に画像をGPTに送信すると、次のように画像に書かれた文法を使って会話を展開します。


これによって、「画像 → 会話 → 復習」という流れがスムーズに実現できました。
画像一枚から、自然な会話練習につなげることができます。

今後の展望

今は、送られた画像をその場で解析して使う仕組みですが、
今後はこうした文法ノートを蓄積して、自分専用の文法データベースとして活用できるようにする構想もあります。

文法データベースを作り、GPTが過去の文法も参照できるようにすれば、
「この前学んだ表現、もう一度練習したい」といったリクエストや、
「この表現と似た、前に習った文法は何だっけ?違いを説明して」といった質問にも対応できるようになります。

まとめ

「カジュアルな韓国語会話パートナーGPT」という会話練習ツールを、
“自分専用の復習パートナー”へと進化させてみました。

画像を送るだけで、先生の文法ノートが会話の教材になることで、
いつでもどこでもレッスンの復習ができるようになります。

レッスン中に板書を見たり聞いたりするだけでは、なかなか知識として定着しません。
復習パートナーがいれば、同じ表現を何度も使いながら、少しずつ自分のものにできそうです。

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