こんにちは、多田です。
青森市在住の私は先日、県内の人気絶景スポット「高野崎」と「竜飛崎」に行ってきました。どちらも青森県津軽半島の先端に位置する名所で、青森市からは車でそれぞれ2〜3時間ほどの距離です。途中まで天気にも恵まれ、青い海と青い空に心が洗われる素晴らしい1日となりました。
まずは高野崎へ
昼過ぎに青森市内を出発し、まず向かったのは今別町にある高野崎(たかのさき)です。ここは「津軽国定公園」に指定されていて、青森の中でも比較的静かで穴場的な景勝地。海に突き出した岬の先には、2つの赤いアーチ橋がかかっていて、その向こうに小さな島々が見えます。
駐車場に車を停めて岬の先端まで歩いていくと、潮風とともに広がるのは果てしない日本海。海の青さと橋の赤のコントラストがとても印象的で、ついつい写真を撮りすぎてしまいました。岩場に打ち寄せる波の音も心地よく、観光客も少ないのでゆったりとした時間を過ごせます。心が浄化されますね。
ちなみに、高野崎はキャンプ場も併設されていて、夏はキャンプやバーベキューを楽しむ人で賑わうそうです。今回は日帰りでしたが、いつかここで一泊してみたいなと思いました。
次は竜飛崎へ
高野崎でしばらく景色を楽しんだあと、さらに北へと車を走らせ、竜飛崎(たっぴざき)へ向かいました。津軽半島の最北端に位置するこの場所は、「津軽海峡冬景色」の歌詞にも登場するほど有名な観光地です。
道中は「竜泊ライン」と呼ばれる山道を走るのですが、ここがまた絶景!海を見下ろしながらくねくねと続く山道は、ドライブ好きにはたまらないコースです。
竜飛崎の駐車場に着くと、目の前には津軽海峡がどーんと広がります。風が強いことで知られる竜飛崎、この日もそれなりの風でしたが、その分、空気が澄んでいて北海道の山並みまでくっきりと見えました…………と言いたいところですが実際は竜飛崎へ向かう途中で天気が悪くなってしまい、絶景とは言えないグレーの空が迎えてくれました。
改めて「本州の果てに来たんだなぁ」としみじみ。
灯台や石碑、歌碑などもあり、歴史や文化も感じられる場所です。特に「津軽海峡冬景色」の石碑からは実際に曲が流れていて、観光気分がぐっと盛り上がります。
おわりに
高野崎と竜飛崎、どちらも同じ津軽半島にありながらそれぞれ違った魅力があって、青森県民である私にとっても新鮮な発見のある旅でした。海と風と空を感じながら、リフレッシュできた1日。青森市からの日帰りドライブにもぴったりなので、まだ行ったことがない方はぜひ訪れてみてくださいね。
それでは、また青森の魅力を探しに出かけてきます!