こんにちは。冬の寒さも夏の暑さも身体に応える高齢者の平井です。
私、何年か前のブログでJazz好きであるようなことを書かせていただいたと思いますが、普段どのような環境でJazzを聴いているかというと、DAPにイヤホンです。もしくは、DAPにヘッドホンです。
DAP(だっぷ)とは Digital Audio Player です。
Amazon Music のアプリをDAP にインストールして、ストリーミングで Jazz を聴いてるわけです。
昔は、LPレコードからカセットテープに録音して、ウォークマンで聴いてたもんですが、録音するのが面倒でしたよね。
で、去年の夏のボーナスで FIIO の M23SS ってDAPを買ったんですよー。
これが DAC に AKM (旭化成エレクトロニクス) の AK4191EQ+AK4499EX 積んでましてね。AKM の DAC、もうそれだけで胸が弾むじゃないですか。
それまでは EES とか Cirrus Logic の DAC しか聴いたことなかったんですけど、AKM はシルキーな音がするとか(なんだよシルキーな音って?)
あ、ちなみに、私、昔 Cirrus Logic 社にいったことあります。
Cirrus Logic の VGA チップ搭載したノートパソコン開発するってんで、Cirrus Logic へ打ち合わせにいって、サンプルのBIOSだかディスプレイドライバだかを提供してもらおうとしたんだっけかな。
30年以上前の話だからよく覚えていないですけど。
まぁ、それで、FIIOのM23SSですが、あまり期待していなかったというか、どうせあたしなんかに音の良し悪しなんてわからないしぃ、って感じで聴いたんですが、これが、良かった。
一聴してして、これは違うぞと。
いやぁ、びっくりしました。これまで USB DAC とか Bluetooth レシーバとかいろいろ聴いてきましたが、まぁ、どれもこれも似たようなもんだと思っていたのですが、M23SS は思わずにやける音の良さでしたねー。
この、明らかに音が良くなった経験は、昔々カートリッジを DENON の DL-103 に替えてみたとき以来でしょうか。
DAP導入で音楽再生環境が良くなったものだから、色々なイヤホンを試してみたいと思うようになったわけです。
大都市圏にお住まいの方ならば、eイヤホンなんかで色々と試聴できるでしょうけど、うちは青森ですから。一番近いeイヤホンは仙台ですから。
まぁ、そういうわけで、いろいろとイヤホン聴きたい場合は、いろいろとイヤホン買わないといけないわけです。
いろいろと買うのはちょっとアレなので、YouTubeのイヤホンレビュー動画を視て、よさそうなイヤホンにあたりをつけて、Amazonで検索して、レビューをチェックして、買うわけです。
そんな感じでこれまで買ってきたイヤホンを Copilot に手伝ってもらって、4機種を紹介いたします。
Campfire Audio IO
Copilotさん、Campfire Audio というメーカーの IO というイヤホンの特徴と、おすすめの音楽ジャンルを教えてください。
Campfire Audioの「IO(アイオー)」は、個性的な音作りと高いビルドクオリティで注目されているバランスド・アーマチュア(BA)型イヤホンです。以下にその特徴とおすすめの音楽ジャンルをまとめます。
🎧 Campfire Audio IO の主な特徴
• ドライバー構成:2基のBAドライバー(Low ×1、High ×1)
• 音質傾向:
○ 中高域が非常に目立つ:ギターやパーカッションの表現が鮮やかで、リズム感が強調される
○ 低域は控えめながら温かみがある:ベースラインがしっかり聴こえるバランス
○ 高域は滑らかで伸びが良い:派手すぎず、聞き疲れしにくい
○ 音場:広がりと奥行きがあり、定位感も良好
• ビルドクオリティ:
○ 上位機種と同じアルミニウム筐体とALO Audio製のLitzケーブルを採用
○ 高級感のあるガーネットレッドの仕上げ
• 技術:T.A.E.C(Tuned Acoustic Expansion Chamber)技術により高域の表現力を強化🎵 おすすめの音楽ジャンル
IOの音質傾向から、以下のジャンルとの相性が特に良いとされています:
• ロック:ギターのエッジやドラムのアタック感が活きる
• ポップス:中高域の明瞭さがボーカルを引き立てる
• アニソン:ボーカルと楽器の分離が良く、華やかなサウンドにマッチ
• R&B / バラード:中低域の温かみとボーカルの厚みが心地よい
• ジャズ:高域の滑らかさと空気感が、弦楽器や金管の表現に適しているIOは「エントリークラスに見えて、実は中級者以上も満足できる」ような、スルメ系のイヤホンとも言える存在です。派手さよりも、じっくり聴くことでその良さがわかるタイプですね。
気になるジャンルや、他のイヤホンとの比較もできますので、もしよければ教えてください!
私、Campfire Audio の製品に憧れてたんですよねー。
10数年前、ALO Audio のポータブルアンプを 使ってたんですが、その ALO Audio の創業者が立ち上げたイヤホンブランドが Campfire Audio ってことで、ALO が好きだったもんで、きっと Campfire も良いのではないかと思ってたわけです。
で、5,6年前でしょうか。Campfire Audio が出していた BAドライバのイヤホンには Andromeda, Polaris, IO の3機種があったんですが、 Andromeda は片側 5BA で20数万円だったきがする。まぁ、手は出ないですよね。
で、IOは片側2BAドライバで3万円台後半だったような気がするんですが、これがeイヤホンのシークレットセールで3万円くらいになってたので、買っちゃったですよー。Campfire Audio ですよー。BAドライバですよー。
で、音はどうかというと、まずシンバルの音が良い。Jazzはシンバルでリズム刻みますから。で、BAなんですけど、ベースの音も結構良い。ただ、ピアノはときどき音が刺さることもある、と。
まぁ、とにかくよかったです。Campfire Audio なんだもの。
LETSHOUER S12
Copiloさん、LETSHOUER とういうメーカーの S12 というイヤホンの特徴と、おすすめの音楽ジャンルを教えてください。
LETSHUOER(レットシュオアー)の S12 は、オーディオマニアの間で高評価を得ている 平面駆動型の有線イヤホン です。以下にその特徴とおすすめの音楽ジャンルをまとめます。
🎧 LETSHUOER S12 の主な特徴
• 14.8mm平面駆動ドライバー 搭載:高音の伸びやかさと解像度の高さが魅力。
• 高純度単結晶銅銀メッキケーブル:音の伝導性が高く、クリアなサウンドを実現。
• 5軸CNC加工合金シェル:高級感のある金属筐体で耐久性も◎。
• 音の傾向:
○ 高音:煌びやかで伸びが良く、刺さりすぎない絶妙なチューニング。
○ 中音:ボーカルはやや控えめながらもクリア。
○ 低音:迫力がありつつも精細で、音場も広め。
• 装着感:普通〜やや良好。遮音性はそこそこ。
価格帯:約20,000円と、平面駆動型としてはコスパが非常に高い。🎶 おすすめの音楽ジャンル
• エレクトロニカ/EDM:高音の伸びと低音の迫力が映える。
• 女性ボーカル系(J-POP、K-POP、アニソンなど):繊細な高音とクリアな中音が魅力。
• クラシック/インストゥルメンタル:広い音場と解像度の高さが楽器の表現に最適。
• ジャズ/フュージョン:細かいニュアンスや余韻を楽しめる。もし、S12とS12 Proの違いや、他のイヤホンとの比較も気になるようでしたら、そちらもご案内できますよ。どんな用途で使いたいか(通勤、音楽鑑賞、ゲームなど)も教えていただけると、さらにぴったりの提案ができます!
平面ドライバーって、なんかかっこいいなと思ったんです。色々なレビューでも評判良かったし、価格も買った当時は2万円してなかったんで、買っちゃったんですね。
で、聴き始めた当初はシンバルの音がちょっとジャラジャラした感じで、そこはシャラシャラいってほしいのだが、と思っていたものの、しばらく聴いているうちに、良い感じになってきました。
ブラシの音はIOの方がよかったけど。
で、ピアノの音は刺さらない、ベースの音は結構低いところまでキレ良く鳴るので、これは買って正解だったと思ったものです。
Kiwi EarsのOrchestra Lite
Copiloさん、Kiwi Ears というメーカーの Orchestra Lite というイヤホンの特徴と、おすすめの音楽ジャンルを教えてください。
Kiwi EarsのOrchestra Liteは、中国のオーディオブランドKiwi Earsが手がける高音質な有線イヤホンで、特に音楽鑑賞にこだわるユーザーに向けて設計されたモデルです。以下にその特徴とおすすめの音楽ジャンルをまとめます。
🎧 主な特徴
• 8基のBA(バランスド・アーマチュア)ドライバー搭載
○ 高音域:ウルトラ・ツイーター ×2
○ 中音域:ミッドレンジBA ×4
○ 低音域:大型サブウーファー ×2
• 高解像度サウンド
○ ボーカルの息遣いや打楽器の細かな音まで再現可能。
○ 音の粒立ちが良く、複数の音が重なっても潰れずに聴こえる。
• 臨場感のある音場
○ ライブ会場にいるような感覚を味わえる。
• 耳にフィットしやすい設計
○ S・M・Lサイズのイヤーピースが付属。
○ 耳掛け対応でタッチノイズを軽減。
• リケーブル対応(2pin端子)
○ ケーブル交換可能で長く使える。
価格帯:約36,300円〜41,800円(税込)🎶 おすすめの音楽ジャンル
Orchestra Liteは音域のバランスが非常に良いため、幅広いジャンルに対応できますが、特に以下のジャンルでその性能が際立ちます:
• クラシック:楽器の細かなニュアンスや空間表現が豊か。
• ジャズ:ベースやサックスの深み、ボーカルの表現力が際立つ。
• バラード:幻想的で繊細な音作りが得意。
• ポップス/アコースティック:ボーカル中心の楽曲で臨場感が高い。
• ロック:打楽器やギターの迫力あるサウンドも潰れずに再現。もし、特定のジャンルやアーティストでの使用感が気になる場合は、さらに詳しく調べることもできますよ。どんな音楽をよく聴かれますか?それに合わせてもっと具体的なおすすめもできます!
Amazonのセールで3万円になっていたときに、えいや!で買っちゃったんですね。
片側8BAで3万円!これはもう、お得感爆発ですよ!
それに、Kiwi Earsってかっこいい感じだし、デザインも良いし。
で、Bill Evans Trio のWaltz for Debby 聴いてみたんですが… んー。ブラシの音はいい感じ。ピアノも刺さらないし、音の余韻が広がる感じが良い感じ。ベースは…低域用BAを片側2個使ってんですが、それほど強力じゃないというか、なんだったらIOの方がベース良く鳴ってるって感じ。
まぁ、音は良い。それは間違いないんだけど、なんか物足りない感が。たとえば、John Coltrane の Soultrane 聴いたときに、なんかちょっと違う感が。
なんか全体的に音が綺麗すぎる感じですかね?
じゃぁってんで、Wes Montgomery の CTI盤を何曲か聴いてみたら、あー、良い感じ。特に Wes のギター、オクターブ奏法のときの音の響きがとても良いです。
結論。Bluenote, Riverside, Prestige には多分合わない。CTI系が合うかも。
SIVGA Que UTG
Copiloさん、SIVGA というメーカーの Que UTG というイヤホンの特徴と、おすすめの音楽ジャンルを教えてください。
SIVGAの「Que UTG」は、2025年に登場した有線イヤホンで、音質・デザイン・装着感にこだわったモデルです。以下にその特徴とおすすめの音楽ジャンルをまとめます。
🎧 主な特徴
1. 世界初の特殊ガラス平面振動膜ドライバー
○ 10mmのダイナミックドライバーに「Ultra Thin Glass(UTG)」を採用。
○ 高剛性・高弾性のガラス素材により、歪みの少ないクリアな高音と優れたトランジェント応答を実現。
2. 音質の傾向
○ 低域:重厚で弾力があり、リズミカル。
○ 中高域:鋭く伸びやかで、シンバルやハイハットなどの金物系が明瞭。
○ ボーカル:近めで輪郭がはっきりしており、臨場感が高い。
○ 音場:広がりがあり、分離感も良好。
3. デザインと装着感
○ フェイスプレートに南米産グリーンサンダルウッド(緑壇)を使用。
○ 耳型の3Dデータに基づいた筐体設計で、快適な装着感。
ケーブルは高純度銀メッキ無酸素銅で、3.5mmと4.4mmのマルチプラグ対応。🎶 おすすめの音楽ジャンル
Que UTGの音質特性から、以下のジャンルに特におすすめです:
• J-POP/邦楽ロック:ボーカルの表現力が高く、King Gnuや宇多田ヒカルなどの楽曲に最適 [2]。
• クラシック/ピアノソロ:中高域の繊細さと広い音場が、楽器のニュアンスを美しく再現。
• アコースティック/ジャズ:分離感と空間表現が豊かで、楽器の位置や響きが明瞭。
• エレクトロニカ/アンビエント:広がりのある音場とクリアな高音が、空間系サウンドにマッチ。気になるジャンルやアーティストがあれば、それに合うかどうかもお答えできますよ!また、他のイヤホンとの比較もできますので、気軽に聞いてくださいね。
SIVGA(しぶが、と言うらしい)の Que って1万円台の割には音が良いと評判だったんですが、Que はベリリウムメッキ振動板ダイナミックドライバーだったのに対し、Que UTG は Ultra Thin Glass振動板のダイナミックドライバーになって、数千円価格アップしました。
で、ここ10年ほどダイナミックドライバーのイヤホン買ってないなー、Que って良さそうだなぁと思っていたところに UTG が出たと。UTG って、たぶん高域が強いんじゃないかな?シンバルがシャカシャカ良くなってくれるんじゃないかな?と思って買ってみたわけです。1万6千円くらいだったし。
で、聴き始めた頃は、シンバルの音が、ちょっとジャラジャラしてるような…なんかS12の頃を思い出す感じ。しばらく聴いていれば良くなるだろうと思っていたら、やはり、良くなりました。ブラシのシャラシャラも良いです。ベースもタイトに鳴るんですが、重低音といったところまでは、いかないかな。
で、ピアノは刺さらない。管楽器は音に艶がある。Wes のギターの音が、なんかタイトな感じでいいんですよ。Kiwi Ears の Orchestra Lite とは逆方向にいい音な感じ。
Wes Montgomery の Full House 聴くにはとっても良いです。かなり気に入っています。
DUNU DaVinci
4機種ご紹介のつもりだったんですけど、アマゾンのプライムデー先行セールで DUNU DaVinci が25%引きになってたんですよ、しかもクーポンでさらに5%、計30%引きになっていたんですよぉ!
ちょっと悩みましたけど、買ったよ!
Copilot さん、DUNU というメーカーの Davinci というイヤホンの特徴と、おすすめの音楽ジャンルを教えてください。
「DUNU DaVinci」は、DUNUとオーディオレビュアーのGizaudio氏が共同開発したハイブリッド型有線イヤホンで、以下のような特徴があります 。
🎧 主な特徴
- ドライバー構成:2基のダイナミックドライバー(DD)+4基のバランスド・アーマチュア(BA)によるハイブリッド構成
- 音響設計:5ウェイ周波数クロスオーバーにより、各帯域を精密に制御
- 音質傾向:
- ウォーム系を基調とした音色
- 迫力のある重低音
- ソリッドで硬質な高音
- ボーカルが埋もれず、前に出るチューニング
- デザイン:
- メイプル材を使用したフェイスプレート
- 3Dプリントによる音響チャンバー
- 高級感のあるパッケージとビルドクオリティ
- 接続性:
- Q-Lock Mini交換可能プラグシステム(3.5mm/4.4mm対応)
- 0.78mm 2Pinコネクタ
🎶 おすすめの音楽ジャンル
「DUNU DaVinci」は以下のジャンルとの相性が特に良いとされています 。
- ポップス:ボーカルが前に出るチューニングで、明るくエネルギッシュなサウンド
- ロック/メタル:迫力のある低音と硬質な高音が、ギターやドラムの力強さを引き立てる
- アニソン:派手なサウンドとボーカルの存在感がマッチ
- EDM/クラブミュージック:重低音の量感と広がりが空間的な演出に最適
全体的に「リスニング向き」で、音楽を楽しむためのチューニングが施されているイヤホンです。もし、モニター用途やクラシックなど繊細な表現を求めるジャンルには、他の選択肢も検討すると良いかもしれません。
最初に Bill Evans Trio の Waltz for Debby 聴いたんですよ。そしたらね、もう、明らかにベースの音が違うんですよ。低いところまで響くんですよ。でも、タイトなんですよ。でもって、ブラシの鳴りもしゅたしゅたといいんですよ。ベースとドラムの音ばかり気を取られていたので、肝心のピアノの音は…まぁ、刺さらないからいいんじゃない?
つづいて、Blue Note盤 Sonny Clark Trio 聴いてみましょう。あー、やっぱ Paul Chambers のベースの響きが違いますねー。これまで聴いたことがない低いところまで鳴ってますねー。でもって、Philly Joe Jones のドラムがね、シンバルがバシャバシャよく鳴りますねー。
まだちゃんと聴き込んでいませんが、これは買ってよかったと思いました。
まぁ、そういうことで、無駄な長文にお付き合いいただきありがとうございました。