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Azure OpenAI の DALL•E3 で新年をお祝いする画像を生成してみた


こんにちは!
今週のブログはO.Mが担当します。

今年もあと残すところあと2日。もうすぐ新年が始まりますね。

そこで今回はAzure OpenAI でプレビュー機能として利用できる、

画像生成モデルの DALL·E3 (ダリスリー)を使用して、新年をお祝いする画像を生成できるか検証してみたいと思います。

画像の生成方法

今回はAzure AI Studio のプレイグラウンドで画像を生成します。

2023年12月29日現在、DALL·E3 は Sweden Central リージョンのみで利用可能となっております。

Azure AI Studio で dall-e-3 モデルをデプロイし、プレイグラウンドで dall-e-3 モデルを選択してプロンプトを入力します。

 

実際に画像を生成してみた

それでは、実際にプレイグラウンドでプロンプトを入力して、画像生成をしてみます。

今回は来年の干支である辰をテーマに、ポップで可愛らしいテイストの画像を生成したいと思います。

まずは「辰」とだけ入力してみて、辰のイラストを生成してもらえるか試してみましょう。

プロンプト:辰

問題なく辰の画像を生成してもらえました。

日本語のプロンプトでも辰の画像を生成できることが分かったので、イラストのテイストもプロンプトに入力してみたいと思います。

プロンプト:ポップな辰

カラフルでポップなイメージになりましたね。次はもう少し可愛らしい雰囲気の画像にしていきたいと思います。

プロンプト:ポップで可愛らしい辰

プロンプト通り、確かに可愛らしさが増しましたね。

「ポップな」「可愛らしい」という形容詞だけでなく、画像にしたい状況を明確に伝えたほうが、自分のイメージする画像に近づけられそうです。

お正月をお祝いするイメージの画像になるように、もう少しプロンプトを変えてみましょう。

プロンプト:日本のお正月を楽しむ可愛い辰のイラスト

2パターン生成してみました。

お餅のようなものが一緒に描かれていたり、辰が凧揚げしている後ろで花火が上がっていて、お正月の雰囲気が出ていますね。

このテイストの画像に「2024」と新年の数字も入れられるか試してみたいと思います。

プロンプト:日本のお正月を楽しむ可愛い辰のイラスト。2024という数字も表示してください。

数字も入れられました!「HAPPY NEW YEAR!」というテキストも一緒に表示されています。

先ほどより「お正月を楽しむ」要素は減ってしまったようにも感じますが、新年のお祝いメッセージを送る時などに使える画像になったのではないでしょうか。

まとめ

今回はAzure OpenAI で利用できる画像生成モデルの DALL·E3 を使用して、新年をお祝いする画像を生成できるか検証しました。

様々なテイストの高精度な画像を生成できることがわかりました。

今回はテーマが「お正月をお祝いする画像」でしたが、日常での利用用途としては、

プレゼン資料やチラシなどで画像が必要になった際にDALL·E3 を活用することで、画像を探す作業の効率化につながるのではないでしょうか。

皆様もぜひ試してみてください。

ページワンでは今年からブログ投稿を再開しましたが、来年からの投稿もぜひ楽しみにしていただけると嬉しいです。

来年もどうぞよろしくお願いいたします!