お世話になっております。ページワンの平井です。
以前のブログで、ページワンに入社する前の昔話を書かせていただきましたが、今回もまた昔話です。1990年代後半のころの話です。
当時、私は府中の競馬場から多摩川を南に渡ったところにある工場に勤めていて、BIOS開発を担当していました。ある日、工場の廊下を歩いていると、外国人の方々が何人かいらっしゃる。しかも、英語ではない言葉を話している。どうもドイツ語じゃね? Ich kann nicht Deutsch sprechen じゃね? と思ったわけです。
聞けば、英国にある子会社か現地法人が、ドイツのメーカーのPC部門の買収を進めていて、その絡みで日本のPC開発部門である私の工場に打ち合わせに来られた、ということでした。
ちなみに当時、海外に行くと皆さんNOKIAのGSMの携帯を使っていました。GSMなので日本では使えない。いまとなっては信じられない話ですが、そういう時代でした。
その後、私もドイツのアウグスブルクへ出張することになりました。
まず、遠い。成田からシベリア上空を越えてフランクフルトまで15時間のフライト。そこからローカル便でアウグスブルクへ。何時間かかったか、もう覚えていません。とにかく遠かった。
ホテルはアウグスブルクの駅の近くでした。そこから路面電車に乗って工場へ向かいます。工場は牧草地帯の中にあって、路面電車の窓から緑の草原が広がっているのが見えました。あとで調べたところ、この工場はいまもF社の関係会社として稼働しているようです。
打ち合わせは朝から夕方まで、ぶっ続けです。英国やスウェーデンの現地法人から、製品開発やマーケティングの方々も参加していました。内容は製品計画だったか、BIOSの仕様についてだったか、正直なところあまり覚えていません。30年近く前の話ですから。
ただ、休憩時間の喫煙所の記憶は鮮明に残っています。最初は廊下の角に喫煙所があったのですが、喫煙者が多くて煙が大変ということで、屋外に移されました。まあ、今から考えると当然の話ですが、当時は廊下で吸えたんですよね。
打ち合わせが終わり、ディナーということで、工場から路面電車で街中に移動しました。みんなで歩いてレストランに向かう途中、英国のマーケティング担当の方から声をかけられました。
「BIOSの起動時に、ユーザーが設定した文字列を画面の下のほうに表示できないか?」
アウグスブルクの街を夜歩きながら、そんなことを英語で頼んでくるんです。どういう状況でしょう。まあ、仕事のことが頭から離れないのはお互い様ですかね。帰国後、次の製品にはその仕様をきちんと盛り込みました。
歩いている途中、同行者に「ここがモーツァルト・ハウスだよ」と教えてもらいました。当時の私はそれが何のことかさっぱりわかりませんでしたが、アウグスブルクはモーツァルトの父、レオポルトの出身地なんですね。後に知ったところでは、ハプスブルク家とも縁の深い街だそうで、知っていれば街並みの見え方も違ったかもしれませんが。
レストランでは、ワインをいただきました。時差ぼけでとにかく眠かったことだけ、覚えています。
それよりも印象に残っているのは、街中のお店で飲んだバイスビア(Weißbier)です。白濁した小麦のビールで、お店ごとに違う酒造所のものを出していました。どこで飲んでもおいしかった。時差ぼけの眠気も、バイスビアの前では関係なかったですね。
あれからもう30年近く経ちます。あの工場で一緒に打ち合わせをした英国やスウェーデンの方々は、いまどうしているでしょうか。路面電車はまだ走っているでしょうか。そして、バイスビアは相変わらずおいしいのでしょうか。
以上、高齢者の昔話でした。
上記はClaudeに手伝ってもらって書きました。Claudeと対話であれこれネタを書き込むと、
十分材料が揃いました!では下書きを作ってみますね。平井さんのこれまでのブログの文体(語りかけるような、ちょっとユーモアのある口調)を参考に書いてみます。
下書きを作成します!