7月に入り、とうとう暑い夏がやってきますね!
いや〜6月も暑かった青森。
  わたくし葛西は、涼しい場所を求め…先月中旬に奥入瀬渓流プチ散策へ行ってきました。

  奥入瀬渓流は、新緑の季節と紅葉の季節が美しく、観光客の車も増えます。
奥入瀬渓流(国道102号)沿いには、路肩の一部に「縦列駐車」出来るところが数箇所ありますが…秋の紅葉シーズンは、渋滞のため、交通規制がかかるようですので、秋に行かれる方はご注意を。

  私が行った6月中旬も、新緑が綺麗でした。
新緑の中に入ると、市内と比べて、5度くらい気温も低く、天然のマイナスイオンがいっぱいでした。
小さい頃、何度か十和田湖へは行った事はありますが、奥入瀬渓流で一番有名な「銚子大滝」を見たことがありませんでした。
山のいくつものカーブを通り過ぎ、まずは奥入瀬湧水館隣の観光案内所で、奥入瀬渓流のマップをもらい……

  再び車で、渓流沿いに唯一休憩所がある「石ケ戸」まで移動!
その休憩所の階段を降りたところにあるのが「石ケ戸の瀬」です。

石ケ戸の瀬

  石ヶ戸は、2本のカツラの木に支えられた大きな石でできています。方言で「石でできた小屋」を意味し、昔は女盗賊「鬼神のお松」が住んでいたという伝説が残っています。
ここから、渓流散策をスタートさせる方も多いそうですよ。

  その場所から、遊歩道を10分くらい歩いたところにあるのが「三乱の流れ」です。

三乱の流れ(さみだれのながれ)

  3つの流れの合流地点で、豊富な水量がありながら穏やかな流れが美しい場所。

  遊歩道から道路まで上がり、車を置いてきた石ケ戸休憩所まで歩いて戻り、「雲井の滝」まで車で移動!

雲井の滝

  高さ20メートル、段壁から3段になって落下する滝。岩に当たる水しぶきが、雲のように見えることから、この名前がついたらしいです。
渓流とは反対側の山の斜面にあり!

  写真を撮り、車へ戻り、「銚子大滝」へ移動!
銚子大滝までは、左右にいくつかの滝があるのですが、生い茂る緑の中に滝を見つけるのは大変そうだったので、そこはパスして、そのまま車で「銚子大滝」へ!

銚子大滝

  高さ7メートル、横幅20メートルの奥入瀬渓流最大の滝。
その激しい流れが、魚が川を登ることを阻むことから、「魚止めの滝」とも呼ばれています。

  銚子大滝の水しぶきは、気持ちが良かったです。
そのまま渓流沿いの遊歩道を10分くらい歩いたところにあるのが「九段の滝」です。

九段の滝

  こちらは滝だけでなく、地層も見どころの滝。
この滝は、複雑な地層が露出し、その段々になっている黒い岩の上を、水が滑り落ちるように流れています。

  銚子大滝まで再び遊歩道を歩いて戻り、もう一度、マイナスイオンをめいっぱいあびて、遊歩道から道路に上がり、車に乗り込みました。
家を出てから3時間。そろそろお昼ということで、奥入瀬渓流散策のゴールの十和田湖「子ノ口」へ向かいました。

十和田湖 子ノ口

  奥入瀬渓流ホテルから出ている、オープントップバスが、たまたま停まっていました。
奥入瀬渓流を周遊するツアーバスで、ホテルから十和田湖子ノ口までの往復。ガイド付きらしいです。
ホテル宿泊者限定だったのですが、最近は一般客もネットで申し込みすれば、乗れるそうです。

最後に

  渓流の観光案内所〜子ノ口までの散策は、4〜5時間!
  唯一休憩所がある石ケ戸〜子ノ口までの散策は、3〜4時間!
  私は、長時間歩く渓流散策には自信がなく、今回は、ガイドブックに出てたオススメの箇所だけ散策して来ました。
来年こそは……いやいや、3時間以上も歩いての散策は、やはり自信がないかなあ(笑)。
午後、十和田市内へ移動し、十和田市現代美術館へ寄ったのですが、そこには面白いアートがたくさんあったので、次回のブログで、そちらをご紹介したいと思います。

  最後の最後に、銚子大滝までの1分間散策を動画に撮ってきました。是非、ご覧ください。

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