こんにちは!ページワン営業部の千葉美輝です。
今日はあいにくの雨ですね…ジメジメしているこの季節、早く梅雨が終わってほしいものです。
本日書かせていただく内容は、「地元で働く」ということに関してです。
ここから書いていくのはあくまでも私の見解ですので、軽い気持ちで読み流していただければと思います。
青森から出ていく人たち
私は青森県出身ということもあり、青森に焦点を当てて考えていきます。
まず、総務省統計局の調査の『転入・転出超過数上位20市町村』では、私の出身である青森県青森市が第5位にランクインしております。(参考:総務省統計局 http://www.stat.go.jp/data/idou/2016np/kihon/youyaku/index.htm)
少子高齢化の影響に加え、地方から都市への人口流出が重なってこのような結果になってしまったのではと考えられますね。
そして何よりも、県庁所在地である青森市がランクインしていることに、とても驚いております。少子高齢化・人口流出・人材不足…はまったくもって他人事ではありません。なぜ多くの人材が首都圏に出ていってしまうのでしょうか。それほどまでに青森に仕事がないのでしょうか…?
本当に仕事はないのか?
実は青森に仕事がないわけではないのです。青森労働局の調査(IV安定所別求人倍率の状況)を見て頂けるとわかる通り、求職者数を上回る求人数の数があるのです。
(参考:青森労働局 http://aomori-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/var/rev0/0111/0083/2017530112510.pdf)
仕事はあるのに、青森で働かない……….
働きたいと思える、魅力的な企業がないのでしょうか?
私は2年前に就職活動を致しましたが、決して魅力的な企業がないわけではありません。むしろその企業それぞれに独自の魅力があふれております。
ただ1つ難点なのが、「求職者がそれを知らない。企業も伝える術がない。」これが今、1番の課題だと考えています。
学生と企業
多くの大学生は4年間の学生生活を過ごします。その中で勉強やサークル活動、課外活動を経験していくのですが、ほとんどの学生は直接的な企業との関わりは、大学3年生の3月の、就職活動からになるのです。
内定の早い学生は大学4年生の春に自分がどの企業に就職するかを決定しています。
私が就職活動をした経験で感じたことは、青森(地方)の企業は学生がほしいときに情報を発信できていないのです。大学4年生の夏に自社の採用活動を本格的にスタートしたとしても、多くの学生は就職活動を終えてしまっているのです。
動き出しの早い首都圏の企業に就職を決めてしまうのは、やむをえないを思います。
周りがどんどん内定をもらっていく中で、自分だけが内定を持っていない。これほど大学生にとって辛いことはありません。私は内定をいただいたのが、9月、大学4年生の秋です。友人たちはほとんど夏前に決まり、楽しそうにしていたことを思い出します。
学生と企業の就職活動・採用活動をマッチングさせる。
それだけで、学生の選択肢を増やすことができると思います。今は、選択肢にすら上がっていない、そもそもその企業を知らないという事が問題だととらえています。
当社は青森に本社、東京に支社という形で運営しています。
営業に行くと驚かれることが多いのですが、こんな形の企業がさらに増えても良いのではないでしょうか?
地元で働くという事が最善なのかもしれません。
県外での就職でも、地元との関わりを持ち続けるだけでも何か変えられることができるのではないのでしょうか?
ずらずらと書かせていただきましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。
まとまりのない文章でしたが、自分の想いを書かせていただきました。
これを機に、皆さんの地元を思い出してみてはいかがでしょうか?
各地にアンテナショップや飲食店に行って、たまには地元の料理を楽しむのも良いかもしれません!