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【初心者向け】Azure VM の作成方法


皆様こんにちは!Y.M. です。

今回は、Azure Virtual Machine を作成する機会がありましたので備忘録もかねてまとめてみました。

作成のきっかけ

きっかけは、AD のつくりや Entra Connect の接続方法を調査するためです。いつもは Hyper-V でサクッと作っていましたが、今回は各機能の連携についても詳しく知りたかったため、本格的に環境を作成してみました。

リソースグループの作成

Azure VM 作成の前に、仮想マシンが使用するリソース(ストレージアカウントや仮想ネットワークなど)を管理する箱を用意する必要があります。

① Azure Potral にアクセスします。
https://portal.azure.com/

② Azure サービスの一覧から [リソース グループ] を選択します。

③ 設定画面が表示されます。

設定項目 設定値
サブスクリプション 使用するサブスクリプションを選択
リソースグループ(名)※ TESTVM-RG
リージョン Japan East
※リソースグループ(名)は、任意の文字列を入力してください。

Azure VM の作成

① Azure Potral にアクセスします。
https://portal.azure.com/

② Azure サービスの一覧から [Virtual Machines] を選択します。

③ [作成] をクリックし、[Azure 仮想マシン] を選択します。

④ 設定画面が表示されます。設定後、[次: ディスク >] をクリックします。

【主要設定】

設定項目 設定値 備考
リソース グループ TESTVM-RG 作成したリソースグループを選択
地域 Japan East  
イメージ Windows Server 2022  
サイズ Standard_B2ms vCPU: 2
メモリ: 8 GiB
ユーザー名
パスワード
任意の文字列を入力  

⑤ ディスクを設定します。
ほとんどはデフォルトの設定で問題ないですが、[OS ディスクの種類] は、[Standerd SSD] とします。

⑥ [新しいディスクを作成する] をクリックすると設定画面が表示されます。
[サイズ] のみを変更します。

⑦ [サイズ] > [サイズを変更します] をクリックスすると、[ディスク サイズ の選択] 画面が表示されます。
今回は、[Standard HDD 64 GiB] を選択しました。[OK] をクリックして [次: ネットワーク >] をクリックします。

⑧ ネットワークを設定します。
[仮想ネットワーク] 、[サブネット]、[パブリック] は、指定したリソースグループによって自動で割り当たります。設定後、[次: 管理 >] をクリックします。

⑨ 管理オプションを設定します。
[タイム ゾーン] を [(UTC+09:00)大阪、札幌、東京] に変更してください。
設定後、[確認及び作成] をクリックします。
※[監視]、[詳細]、[タグ] は特に設定する箇所が無いためスキップします。

⑩ [検証に成功しました] と表示された後に [作成] をクリックします。

⑪ [デプロイが完了しました] という画面が表示されると作成完了です。

Azure VM への接続

① Azure Potral にアクセスします。
https://portal.azure.com/

② Azure サービスの一覧から [Virtual Machines] を選択します。

③作成した VM の一覧が表示されます。接続する VM を選択します。

④ [概要] が表示されます。[開始] をクリックして VM を起動させます。

⑤ 左のメニューから [接続] を選択し、[RDP ファイルのダウンロード] をクリックします。

⑥ ダウンロードされた RGP ファイルをクリックすると、[資格情報を入力してください] という画面が表示されるため、パスワードを入力すると接続されます。
※ [このリモート接続の発行元を識別できません。接続しますか?] という画面が出てきた場合は、[接続] をクリックしてください。
※ [このリモート コンピュータのID を識別できません。接続しますか?] という画面が出てきた場合は、[はい] をクリックしてください。

【終了時】Azure potral の [Virtual Machines] で 該当のVM を選択し、[概要] > [停止] をクリックして終了してください。状態が [停止済み(割り当て解除)] になっていることを確認してください。

まとめ

テスト環境ですのでかっちりとした設定ではありませんが、手始めに作る場合は上記の設定で問題なく作成することができます。

次回は、AD の検証についてお伝えできればと思います。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました!

Active Directory(AD)の作成方法