スタッフブログ

代表の木村です


はじめまして!!!

弊社社員による輪番制のブログがスタートしております。若手社員を中心に投稿が次々と掲載される予定です。その合間合間に会社のニュースリリースもこちらにアップされていくようです。是非、皆さま、お楽しみに(^^)

弊社が今取り組んでいることなど…

弊社のビジネスはSIと称される事業でドメインとなります。しかし、その中身はこの3年ほどの間に大きく変化しております。何故か。ビジネスのプラットホームがクラウドへシフトしたからです。

今までの様に、企業や官公庁、自治体、大学等が自社内、組織内にサーバールームを設け、サーバーを必要な分を購入し並べていくスタイルから、大きなデータセンターを利用したクラウドの世界に移行しつつあります。ネットワークや回線の高速化が後押しし、インターネットが世界を繋ぎ、ビジネスもその流れに抗し切ることはできません。インターネットの中にいかに安全で強力なビジネスの社屋を持つかが、企業の優先度の高いテーマとなっているのです。

弊社もその流れをいち早く察知し、既存のお客様にクラウドをご紹介し、その利点と欠点をお話しし続けています。東京を中心とした都市部では、既にそのフェーズは終え、いかにクラウドを安全性を担保しながら業務に活かしていくのかがメインテーマとなっています。
しかし、地方では、未だに従来の「設置型(オンプレミス)」クラのサーバを配置し、「クライアント・サーバ」型のビジネスから脱しきれておりません。我々の業界もオンプレミスのビジネスからクラウドビジネスへの転換ができずにいる企業も見受けられます。その理由も同業者としてよく理解できます。クラウドビジネスをお客様に提示するには、非常に広範な知識とクラウドの技術があり、技術者を対応させるのだけでも多大な時とコストが掛かります。

クラウドが生み出すテクノロジーを看過できない?!

世の中には、「機械学習(マシン・ラーニング)」「ブロックチェーン」「AI」「IoT」といった最新のトレンドとでも言えそうな言葉がバズワードの様に出回っています。これらは、実現されれば企業や役所、大学といった組織において莫大な利益を生み出す可能性があります。競合との差別化の最大の焦点となっているケースも数多く見られます。しかし、これらは基本的にクラウドで実現されるソリューションなのです。
今では、MSの「Azure」、Amazonの「AWS」、Googleの「GCP」等数多くの「パブリッククラウド」で「機械学習」、「AI」「IoT」を簡易に安価に構築する環境が提供されています。この事実を、セキュリティを理由に目を背けている企業や役所、大学が多過ぎる、と感じています。これらの技術はその組織の成長の源泉となる可能性が高いからです。昨今のランサムウェアの恐怖を見るにつけ、クラウドを怖れる経営者や担当者の恐怖は同じ経営者として同じ思いです。しかし、どこかでリスクを取って、自組織の成長に賭けなくてはならない時が来ます。

何もかにもがクラウドである必要はない!

自社ビジネスのプラットホームをクラウドに一気に移行するのは愚の骨頂。できるものから足元を確かめながら移行していく。クラウドを使いこなす練習をしていけば良いのです。次回は、その手だてを書かせて頂きたいと思います。
有難うございました。