Dataverseのプロンプト列で応答を自動生成する(プレビュー)

Dataverseのプロンプト列で応答を自動生成する(プレビュー)

秋元

プロンプト列とは?

プロンプト列は、Dataverse の列の一種で、あらかじめ定義されたプロンプトをもとに、AI が内容を生成し、その結果を列の値として自動保存することができます。
テキストや数値、選択肢などの通常の列とは異なり、ユーザーが直接入力しなくても、他の列に入力された情報をもとに AI が回答を生成します。
※本ブログの内容は全てプレビュー時点の情報です。

プロンプト列ができること

例えば次のような使い方が可能です。
・問い合わせ内容を入力すると、AIが内容を分析し、プロンプト列に緊急度を表示する
・会議メモを登録すると、AIがToDoやアクション項目を抽出し、プロンプト列に表示する

プロンプトは誰が準備するのか?

プロンプト列のプロンプトは、テキストや数値など他の列の管理と同様、アプリの管理者が行います。
一般ユーザーは通常の列と同様にデータを入力するだけで、プロンプト列に対して特別な操作を行う必要はありません。
そのため、一見すると、この自動入力はビジネスルール由来なのか、Power Automateなのか、Javascriptなのか、計算列なのか区別がつかないかもしれません。
AIが誤った回答を生成する可能性もあるため、必ず表示結果の確認が必要です。他の自動登録とプロンプト列の見分け方は、フォームを表示した際、プロンプト列には特別なアイコンが表示されるため、これを目印にしていただければと思います。

注意点

プロンプト列の利用には、Copilotクレジットが必要です。まずは利用可能かどうか、前提条件をご確認ください。
参考:プロンプト列 (プレビュー)
https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-apps/maker/data-platform/prompt-column

プロンプト列の設定方法

https://make.powerapps.com/ を開きます。
②左側のメニューから「テーブル」をクリックして、既存のテーブルを表示するか、新しいテーブルを作成します。
③列の一覧を表示し、「新しい列」をクリックします。列のプロパティが表示されたら、データの種類から「プロンプト」を選択します。
③「新しいプロンプトを追加する」をクリックします。
④プロンプトを入力します。この時、AIがどの列をもとに回答を生成するのかを指示する必要があります。
「コンテンツを追加する」をクリックすると列の追加が可能です。(計算列など、一部の列は分析対象外となっています。)
⑤プロンプトを作成し「保存」をクリックします。
⑥列のプロパティに戻り、「フォーム入力支援を許可する」のチェックを外します。(他の必須項目は適宜入力してください。)
⑦「保存」をクリックします。
⑧列をフォームに表示し、「公開」して完了です。

プロンプト列の自動生成を停止する方法

プロンプト列は作成すると、既定でAIの分析が実行がされる状態になっています。
生成を止めたい場合は以下の手順で停止します。

①列の一覧からプロンプト列をクリックします。
②列のプロパティが表示されたら、「プロンプト列の実行を許可する」のチェックを外します。
③「保存」してテーブルを「公開」します。

プロンプト列にフィルター条件を追加する方法

プロンプト列にフィルター条件を追加すると、条件と合致する場合にのみプロンプトが実行されるようになります。
これにより不要な実行を減らすことができます。

①列の一覧からプロンプト列をクリックします。
②列のプロパティが表示されたら、「フィルターの適用」をクリックします。
③フィルター条件の設定画面が表示されます。(ビューのフィルター条件等と同じ画面のため操作手順を省略します。)
④「OK」、「保存」の順にクリックし、テーブルを「公開」します。

まとめ

プロンプト列とはどんな列か?プロンプトはどこから書くのか?等を確認しました。
今回は以上です。ありがとうございました。

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