
スタッフブログ
Power Automate
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- Azure OpenAI Service × Power Automateで実現する、毎朝のニュースチェックフローを作ってみた
- こんにちは! 今回のブログ担当は小山です。 今回は、AI が毎朝最新ニュースを要約して教えてくれる Power Automate のフローを作成したので、その手順をご紹介します。 フロー全体の流れ Bing Search APIでニュース記事を取得 Bing Search APIを使うと、特定のカテゴリに合わせたニュース記事を簡単に取得できます。 なお、カテゴリの選択肢はMarketによって異なります。例えば、日本のMarketでは以下のカテゴリから選べます。 Business Entertainment Japan LifeStyle Politics ScienceAndTechnolog…
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- Power Automateフロー共有時の接続の注意点
- みなさんこんにちは。 今回はPower Automateのフロー共有についてのお話です。 Power Automateではフローを複数人で管理している場合やフローの管理を引き継ぐ場合に共有機能が使用されます。 共有されたユーザーのフロー編集 フローの共有で特に注意が必要なのは共有された側のユーザーです。 フローではSharePointをはじめ、様々なコネクタを利用することができます。コネクタによって接続を作成しなければいけない場合があります。 共有された側のユーザー、つまりフローで使用している接続の所有者でないユーザーがフローを編集しようとすると以下のようなエラーメッセージが表示されます。 こ…
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- Power Automate を使用して SharePoint ユーザー列を更新する
- 皆さんこんにちは、今回はT.S.が担当させていただきます。 今回は Power Automate を使用して、 SharePoint リストの [ユーザー/グループ列] へユーザーオブジェクトデータを挿入する際に必要なデータについて検証します。 検証方法 今回はユーザー情報を Entra ID から取得して SharePoint リスト [ユーザー/グループ] 列に値を挿入する流れで検証してみます。 [ユーザーの取得] アクションから出力される値は以下の通りです。 この中から実際にユーザーグループ列へ使用できそうなのは ・ID (オブジェクト ID) ・表示名 ・メールアドレス ・ユーザープリ…
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- Power Automate の文字列操作関数まとめ
- はじめに 今回の記事ではPower Automateで文字列操作に使用する関数の使い方をまとめます。 今回記載するのはsubstring関数、slice関数、split関数、replace関数です。 substring関数 指定したテキストから任意の位置・長さのテキストを切り出す関数です。 ■仕様 substring(text: string, startIndex: integer, length: integer) ・text…切り出し元のテキスト。 ・startIndex…切り出しの開始位置(先頭が0の数値)。 ・length…切り出す文字数。(数値)。省略した場合、textの末尾。 ■…
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- 意図しないFor Each(Apply to Each)の回避方法について(回避方法)②
- はじめに みなさんこんにちは。 今回は前回記事「意図しないFor Each(Apply To Each)の回避方法について(概要)①」の続きです。 前回記事ではPower Automateのフローで発生するFor Eachの概要、For Each内の値を動的なコンテンツとして指定できない問題について説明しました。 今回記事では、不必要なFor Eachの回避方法について説明します。 式でFor each内のアクションの値をFor each外で使用する方法についても説明予定でしたが、再度調査・検証するとそちらは不可能であることが分かりました。 頭の中で式で動的なコンテンツを指定する方法とごちゃま…
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- 意図しないFor each(Apply to each)の回避方法について(概要)①
- はじめに みなさんこんにちは。 今回はPower Automateを使う際に出てくる、[For each](旧デザイナーでは[Apply to each])について説明したいと思います。 この[For each]は、Power Automateを使い始めたばかりの方は最初につまずくポイントではないかと思います。実は私がPower Automateで最初につまずいたのもこの[For each]でした。 今回で発生する問題に対する回避方法も説明する予定だったのですが、つまずいた時のことを思い出して丁寧に書いていたら長くなってしまったので記事を二回に分けます。 For eachとは? …
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- Power Automate:複数の[Power AppsまたはFlowに応答する]アクションで発生するエラーについて
- みなさんこんにちは。 Power AutomateとPower Appsを連携させたいという時にこんなエラーに遭遇したことはありませんか? ‘The schema definition for action with status code ‘200’ is not valid. The schema definitions for actions with same status code must match.’ 今回はこちらのエラーについて解説していきたいと思います。 解説は入社2年目H.S.が担当します。普段はPower Platform…